
草なぎ剛主演のドラマ「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第2話が10月20日(月)に放送される。
■遺品を通して家族や人生と向き合うヒューマンドラマ
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人に鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、ときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく心温まるヒューマンドラマ。遺品に込められた故人の最期のメッセージを解き明かす人間ドラマの他、切ない大人の恋も描かれる。

■第2話あらすじ
第2話は――
次回作の執筆で使う画集『ギリアスの実』を取り戻そうと『Heaven’s messenger』を訪れた真琴(中村ゆり)は、突然、目の前で涙を流し始めた樹を不審に思い、母・こはる(風吹ジュン)が悪徳遺品整理業者にだまされているのではないかと疑いを抱く。しかし、そんな娘の心配をよそに、こはるは樹に全幅の信頼を置いていて、樹が再びこはるのアパートを訪れる日、2人は公園で一緒にお昼ご飯を食べることに。
陽だまりに包まれたベンチでこはるの作ったおにぎりを食べた樹は、妻に先立たれ、悲しみのどん底にいた過去の自分と、近い将来、母親を失って悲しみに暮れるであろう真琴の姿が重なってしまうと話す。死にゆく自分のことだけでなく、残される家族のことまで心配する樹の優しさに触れたこはるは、真琴と画集にまつわる思い出を語り始める。
一方、海斗(塩野瑛久)、ゆずは(八木莉可子)、碧(小澤竜心)の3人は、木村遼太(西垣匠)から、亡くなった父親の遺品の中から700万円を見つけてほしいと依頼される。聞けば、海外にバレエ留学する妹・里菜(山下愛織)のために父親が残したお金だという。留学費用の支払期限が2日後とあって、一同は急ピッチで作業を進めるが、それを見守る里菜の態度は徐々に攻撃的になる。
――という物語が描かれる。

■真琴「何があるの?教えて」予告動画が公開
ドラマ公式HPやカンテレ公式YouTubeなどで見ることができる予告動画では、「気が済むまでお付き合いしますよ。それが私たちの仕事ですので」と口にする樹の姿からスタート。
遺品の中から留学費用の700万円を見つけてほしいと依頼品から告げられ驚くゆずはたち。依頼人に接したゆずはは「やたら攻撃的で疲れる」と樹に相談し、樹は「今一番心が傷ついているんです。お気持ちを受け止められるのは私たちしかいませんから」と語る。
一方、真琴はこはるに「遺品整理って悪徳業者も多いみたいよ。寂しい高齢女性の心の隙間に…」と否定的な意見を伝える。また、樹の息子の違和感や、御厨ホールディングスの闇も映し出され、動画の最後では真琴が樹に「何があるの?教えて」と目を潤ませて告げている。

※草なぎ剛の「なぎ」は、「弓へんに前の旧字体その下に刀」が正式表記

