オールオン4で使用する材質

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名称 特徴
レジン(プラスチック)
軽量で加工しやすい
短期間で製作可能
天然歯や歯肉に近い色や質感を再現しやすい
ハイブリッドセラミック
セラミックとレジンの複合素材
セラミックより割れにくく、レジンより硬い
強度と美しさのバランスがよい
加工や修復がしやすい
ジルコニア
高強度
割れや欠けが起こりにくく長期使用可能
変色や着色がほぼなく美しさが持続しやすい
高い生体親和性と審美性
強い咬合力がかかる部位でも使用可能
このように、オールオン4にはさまざまな種類があり、それらの特徴を踏まえて、患者さんに合ったものを選択します。
それぞれのメリットを教えてください 各素材ごとの主なメリットは次のとおりです。(表は横にスクロールできます)
素材 主なメリット
レジン(プラスチック)
低コストで製作可能
短期間で加工、装着できる
軽量でやわらかく噛み心地がよい
破損しても修理や調整が容易
ハイブリッドセラミック
審美性と耐久性のバランスがよい
天然歯に近い見た目である
純セラミックより加工がしやすい
レジンより強度が高く長持ちしやすい
ジルコニア
とても高い強度と耐久性
摩耗や変色がほとんどなく長期的に美しさを維持できる
透明感のある自然な見た目で高い審美性
金属アレルギーのリスクがない
オールオン4はその素材によって、さまざまなメリットがあります。費用や審美性、アレルギーなど、どの点を重視するかによって、用いる素材を選択します。
材質によってデメリットはありますか? 各素材ごとの主なデメリットとして、以下の点が挙げられます。(表は横にスクロールできます)
素材 主なデメリット
レジン(プラスチック)
やわらかく摩耗や変色が起こりやすい
長期使用で劣化が進む
噛む力が強い方では割れや欠けが発生しやすい
定期的な交換やメンテナンスが前提
ハイブリッドセラミック
レジン成分を含むため摩耗や変色が徐々に起こる
純セラミックに比べ審美性と耐久性で劣る
定期的な交換が必要
レジンより初期費用が高い
ジルコニア
硬いためインプラントや骨に負担がかかる場合がある
費用が高額で製作期間も長い
破損時は修理が難しく作り直しになる
重さのために上顎装着時に違和感を覚えることがある
各素材にはさまざまなデメリットがあります。デメリットを知っておくことで、治療後のトラブルや不満を抑えることができます。治療後に後悔することのないよう、あらかじめ各素材のデメリットを知っておきましょう。
オールオン4で使用する材質を選ぶポイント


