
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回はダ・ヴィンチWebで『友達は旅のご近所さん』、GANMA!で『最果てのキャラバン』を手がけた漫画家・赤夏さんに注目し、以前X(旧Twitter)に投稿された『菊の花を食べる』をご紹介しよう。
同作は、友人をきっかけに初めて菊の花を食べる赤夏さんの様子を描いたコミックエッセイ。以前赤夏さんのXにポストされると、多くの人の関心を集めて1.6万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者の赤夏さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■デパ地下で偶然見つけた菊の花を食べてみた感想は?

関西在住の赤夏さんのもとにやってきた、東北出身で北海道に住んでいる友人。デパ地下で買い物を楽しんでいると、赤夏さんは売り物の菊の花を見つけて「綺麗だね」と言葉をもらす。
その時に友人から「たべる?」と声をかけられ、食べられるものだと知らなかった赤夏さんは「えっ…?菊を…食べる?」と驚く。そして、赤夏さんは友人のおかがで初めて菊の花を食べることになり…。
読者からは「東北出身だけど、わりと普通に食べるから『?』ってなる人がいることに驚いた!」「最近、自分も初めて食べてすぐにハマった」といった様々な反響が上がっていた。
■友人が大切な思い出の食べ物を振る舞ってくれて感動した作者の赤夏さん

――『菊の花を食べる』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
東北出身の友人が、大切な思い出の食べ物を教えてくれて、手ずから振る舞ってくれた感動と、菊の花の美しさや美味しさの記憶を残したくて描きました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
記憶が新鮮なうちに描くことと、初めて見る菊の調理方法への感動が画面で伝わるように気をつけました。
――日常をつづるコミックエッセイを描き始めたきっかけをぜひお聞かせください。
ストーリー漫画は仕事で描いてますが、それとは別に会話が不得手な自分でも、漫画にすることで日常の出来事を、絵と文字で楽しく人に伝えることができるからです。
――今後の展望や目標をお教えください。
海外旅行が好きなので、いろいろな場所へ旅行に行き、その感動の記憶を描き残していけたらと思います。
――読者へメッセージをお願いします。
日常のレポ漫画や旅行記まんがを同人誌で出しています。最新は8月に作った香港の旅行記です。SNSからチェックしてみてください。
またダ・ヴィンチWebさんで『友達は旅のご近所さん』という女友達同士の旅漫画の連載が全話無料で読めます。

