大好きなお母さんが他界してひとり暮らしをしていた猫ちゃんの現在の姿が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で6万9000回以上再生され、5200件を超える“高評価”が寄せられています。
動画に登場するのはキジトラ柄の猫「ミコ（愛称：みーこ）」ちゃん（推定13歳）。息子である投稿者さんの実家で、80歳のお母さんとふたり暮らしをしていました。
お母さんは2024年3月に首の血管の手術で2週間ほど入院。その間は投稿者さんが実家に通い、ミコちゃんのお世話をしていました。ところが手術から3日後、お母さんは入院先の病院で脳梗塞を発症し、自宅に帰ることができなくなってしまいます。
それでもミコちゃんに会いたい一心で、半年間のリハビリを頑張っていたというお母さん。なんとか外出できるまでに回復し、いよいよ「ミコに会える！」と楽しみにしていた矢先、くも膜下出血で他界してしまったのです。
投稿者さんの妻は猫アレルギーがあり、自宅の環境が整うまではミコちゃんと一緒に暮らせない状況でした。また、お母さんが生前に「ミコは実家が大好き」「環境を変えずにこのまま世話ができるなら一番良い」と話していたこともあり、ミコちゃんはしばらくの間、実家でひとり暮らしをしており、投稿者さんが朝晩の2回、実家に通ってお世話をしてきました（エアコンは24時間稼働し、ペットカメラも設置していました）。
約1年後、準備が整ったのでミコちゃんは2025年6月中旬に投稿者さんの家にお引越しすることになり、そのときの様子も話題となりました。それから約3カ月がたち、ミコちゃんはいったいどうしているのでしょうか？
朝、投稿者さんが「ミコ、おはよー」と部屋に入っていくと、ミコちゃんはお手製のタワーの上でくつろいでいます。
こちらの姿を確認したミコちゃんはキャットタワーを伝って部屋の入り口へ。お気に入りの座布団の上で出迎えてくれます。柵の隙間から中に入った投稿者さんはミコちゃんをナデナデ。「待ってたよ～」というようにミコちゃんが鳴き声をあげます。
あいさつが済んだらブラッシングの時間。身体やお顔を丁寧にブラッシングしていきます。お尻を持ち上げたり、首を伸ばしたり、協力的なミコちゃん。カメラにドアップで迫る愛らしい姿も見せてくれます。
しばらくモフモフしてもらったミコちゃんはゴハンの方へ。食べようとして戻って来て、投稿者さんにスリスリしてきます。その後、少しゴハンを食べたと思ったら、お水の方へ。ピンクの舌を伸ばして、ペロペロと上手にお水を飲みます。
ミコちゃんの好きなオモチャは長い棒がついた猫じゃらし。投稿者さんが誘うと、夢中になって後を追います。しばらく追いかけたら床の上にゴロンしてしまいましたが、それでも捕まえようと前足を伸ばします。別の場所に移動して、オモチャを目で追うミコちゃん。ヒモに絡まってしまうほど夢中です。
ひとしきり遊んだ後は、お掃除タイム。投稿者さんがキャットタワーの毛を集めていきます。ミコちゃんは、そんな姿をソファから見学。コロコロをかけたらお掃除の終了です。
いつの間にか、タワーの上に乗っていたミコちゃん。このタワー（机）、以前はちょっとグラグラしていたそうですが、今は補強して安定感が増したとのこと。ナデナデしてもらうミコちゃんは眠そうな表情。楽しい夢を見られるといいですね。
新しいお家でも、穏やかに暮らしている様子のミコちゃん。コメント欄には「ミコちゃんが元気そうで良かったです」「引っ越し後のミコちゃんが定期的に見られてうれしいです」「かわいいミコちゃんの幸せそうな姿にお母さんも安心されてる事でしょうね」「待ってました！」「幸せそうで嬉しい」といった声が寄せられています。
ミコちゃんと投稿者さんの日常は、YouTubeチャンネル「ミコ 実家で一人暮らしをしている老猫の日記」から見ることができます。
動画提供：YouTubeチャンネル「ミコ 実家で一人暮らしをしている老猫の日記」さん
