頼れるけれど“デリカシーがない”職場の先輩→気づかなかった黒い本性|パート先のセクハラ社員

頼れるけれど“デリカシーがない”職場の先輩→気づかなかった黒い本性|パート先のセクハラ社員

気が付けなかった「サイン」

男 社員

パートを始めて3か月。カフェでの仕事にも慣れてきて、毎日が充実していました。

異変を感じ始めたのは、ちょうど1か月くらい前から。最初は本当に些細なことでした。宮田さんとシフトが被る日が増えて、休憩室で宮田さんと2人きりになることも増えて。

「りかこちゃんってさ、専業主婦だったのに、なんで今パート始めたの?ひょっとして旦那さんの稼ぎじゃ足りないとか?」
「あ、そうじゃないですよ!子どもも幼稚園に入れたし、私も社会復帰したいなと思って」
「そうなんだ、前向きでいいね。りかこちゃんの頑張りたい気持ち、旦那さんは理解してる?パートだからってバカにする男多いじゃん?」

最初はまだ、ただの「ちょっとデリカシーのない質問」だと思ってた。でもね、今振り返ると、あれは「サイン」だったのかも。

この時の私は、まさかあの優しい先輩の裏側にある、真っ黒な感情に気づかずにいたんです。本当に、もっと早く気づいて、警戒すべきでした。

あとがき:久しぶりの社会と、優しい先輩の影

社会復帰の輝きが、身近な闇の始まりでした。宮田先輩の優しさや親切なアドバイスは、りかこの警戒心を解くための巧妙な罠だったのかもしれません。この「親切なフリ」こそが、最も恐ろしいハラスメントの入り口です。

働く場所で築かれる信頼関係が、別の目的で利用されようとしているなんて、気づいたらすごくショックですよね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

配信元: ママリ

提供元

プロフィール画像

ママリ

ママリは、妊活・妊娠・出産・育児など、変化する家族のライフステージに寄り添う情報サイトです。