
学生時代から漫画を描いているのぞみわたるさん(@nozomiwataru)は、SNSやブログを中心に、リアルかつコミカルな漫画を公開している。定期的に投稿されている『のぞみわたるのギャグ漫画』は、シンプルな描写ながら、どこかくすっと笑えて読み続けたくなる作品だ。今回は、4コマ漫画を2作紹介するとともに、作者に本作を描いたきっかけを聞いた。
■先生の指示通り坊主にした結果、出家した生徒


学校で、吉田君が先生から「何度言ったらわかるんだ!罰として明日までに坊主にしろ!」と厳しく怒られてしまう。
次の日、先生がミーティングを始めようとするが、吉田君が見当たらない。「さてはあいつ坊主になるのが嫌になって…」と先生が思ったとき、生徒の一人が「吉田っすか?それなら昨日出家しました」と衝撃の事実を告げる。先生の言うとおり坊主にしたら、なんと出家していたという、斜め上の展開だ。
本作を描いたきっかけについて、のぞみわたるさんは、「『生徒が悪さをして生活指導の先生に坊主にしろと言われる』という、よくあるシチュエーションについて考えていた時に、そういえば住職のことを坊主って言うよな〜と思いそのままオチにした感じだ」と明かし、「我ながらいい作品になったと思う」と語った。
■「やってないけど持ってきました!」宿題を巡る堂々とした珍解答


もう一つのエピソードは、学校の授業で宿題を提出する生徒たちの話だ。まず「やってきたのですが、家に忘れました」と申し訳なさそうに言う生徒に、先生は「仕方ない。明日は必ず持ってくるように」と伝える。次に、坊主頭の生徒が「やってないけど持ってきました!」と堂々と話し出す。これには先生も「帰れ」と厳しく言うのであった。
最近あまり笑えていないと感じている人は、この機会にぜひ一度読んで、日頃の疲れを吹き飛ばしてほしい。
取材協力:のぞみわたる(@nozomiwataru)
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