後悔を感じ、立ちかう覚悟をする
あの時、おつぼねの暴言を聞いた時に、もっと積極的に彼に声をかけていれば。休憩中に「大丈夫?」と声をかけるだけでなく、「何かあったらいつでも私に言って」と強く伝えていれば。店長や地域社員に、もっと強く「あの人の指導は度を超えている」と進言していれば。
あの真面目な彼が、たった数か月で心を病んで辞めてしまった。彼は誰にも相談できず、一人で悩みを抱え込み、静かに職場を去ったのだ。この出来事が、私の中でくすぶっていた小さな不満の火種を、逃してはいけないという使命感と強い怒りの炎に変えた。
「これからもあの人のせいで辞める人が出てきたらどうしよう…?いや、次こそは、絶対に阻止しなければ」
そう決意した時、私の心は初めて、事態を見て見ぬふりをせず、お局に真っ向から戦いを挑む覚悟を決めたのだった。
あとがき:沈黙の代償と、怒りの炎
「誰にも相談できず辞めていった新人」の存在は、さゆりにとって決定的な後悔となりました。この出来事は、見て見ぬふりをした沈黙の代償として、さゆりの心に重くのしかかります。
感情的なパワハラが、真面目な人のキャリアや心をいかに簡単に破壊するか。それを目の当たりにしたさゆりの心に湧いた「強い怒り」こそが、彼女を傍観者から行動者へと変える一歩です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

