「置き配に不安を感じる」人は7割。盗難、破損、不在を知られる…パナソニックが全国防犯意識調査を実施

富山県では「しっかり対策」が最多、昨年トップの奈良・東京・京都は2割未満に 

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現在防犯対策をしているかを聞いたところ、「しっかり対策をしている」「少し対策をしている」を合わせると、全国で69.2%と約7割が防犯対策を実施している結果となりました。昨年の69.1%に対し、大きな変化はなく横ばいとなっています。

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地域別で見ると、「しっかり対策をしている」と回答した人が最も多かったのは「富山県」で23.0%、次いで「大阪府」で22.0%、「茨城県」「高知県」が21.0%と続きました。

一方で、昨年最も高かった「奈良県」、続く「東京都」「京都府」はいずれも今年は2割を下回り、昨年と比べ地域ごとの防犯意識に変化が見られます。

全国的には一定の防犯意識が保たれているものの、昨年と比較し防犯意識が低下している地域もあり、犯罪自体が増加傾向にある中、防犯対策の継続が重要です。

どんな対策をしてよいのかわからない」が半数以上、「費用」も大きな障壁に

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次に、前問で防犯対策について「どちらかといえば対策をしていない」「まったく対策していない」と答えた人に対し、対策をしない理由を聞いたところ「どんな対策をしてよいのかわからないから」が最も多く52.2%となり、半数以上が知識を持っていないことから対策が不十分になっている実態が明らかになりました。

次いで、「設備や設置に費用がかかるから」が45.7%となり、費用面の負担も防犯へのハードルとなっていることがうかがえます。防犯対策をより広く浸透させるためには、地域や年代に応じた「具体的な対策方法の周知」や「低コストで始められる防犯の工夫」を伝えていくことが重要と言えそうです。

配信元: マイナビ子育て

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