
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、7月15日に新刊を発売した、BBA化に抗う40歳主婦が全力で挑む、笑えて役立つ若見え実践エッセイ『BBA化全力回避の女、りず(40)』をピックアップ。
作者のりずさんが8月23日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、多くの「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、りずさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについてを語ってもらった。
■猫背に悩む女性たちが歩き方改革に挑戦

ウォーキング講師・石井先生のもとに集まった同世代の女性たちは、姿勢や歩き方に悩みを抱えていた。猫背や歩き方のクセを改善したいと参加した彼女たちは、90分のレッスンで「遠くを見る」「大股で歩く」「足全体で着地する」などの実践的な指導を受ける。
次第に姿勢や歩き方が整い、自分の変化に驚きと喜びを感じる受講者たち。やがて「アラフォーシスターズ」と名乗り合うほどの一体感も生まれる。最後に先生は「姿勢と歩き方は生き方を映す」と語り、年齢を重ねても行動する大切さを説くーー。
物語を読んだ人からは、「ポジティブでかわいい」「アラフォーにはとても共感できる内容」「自分の年齢にもポジティブになれる」「30過ぎてから色々衰えを自覚した」「まずは歩き方から!実践してみます!」「子どもが居たり家庭があると自分に、特に美容に関することってお金掛けられないんですよね」「女性の最大の悩みの一つ『加齢』を、おもしろく嫌味なく楽しく描かれていてあっという間に読んでしまいました」「ババア化対策も明日から真似できることがたくさん!!」「ワードセンスと文字の表現力が好き」など、反響の声が寄せられている。
■「40歳を過ぎて焦り」自分磨きへの思いが作品の原点

――『BBA化全力回避の女、りず(40)』を創作したきっかけや理由を教えてください。
SNSで自分磨きをネタにした漫画を投稿したところ、編集さんの目に留まり「BBAの自分磨きを題材にした本を出しませんか?」とお声がけいただいたのがきっかけです。
40を過ぎ、「自分磨きに精を出さねばマズい」と常日頃から焦っていたところだったので、渡りに船とばかりに喜んでお受けしました。
――本作のキャラクターはどのように生み出されたのか、教えてください。
エッセイ漫画なので、実在する人物をそのまま描いています。
ただし、ギャグ寄りの漫画ではあるので「100%そのまま」では面白味が減ってしまいます。そのため、キャラを立てるために言動を大げさに表現したり、性格の一部分を特化させたりしています。
――作画の際にこだわっている点や「ここを見てほしい」ポイントを教えてください。
エッセイ漫画にしては等身の高いキャラクターを描いていますが、情報量を入れすぎないように線はなるべくシンプルにしています。
また、シーンごとに合った表情を描き込むのが好きなので、特に表情を見ていただきたいです。
――本作の中で特に思い入れのある(気に入っている)シーンやセリフを教えてください。
盛りブラの話です。
長年のコンプレックスをコミカルかつ分かりやすく描けたのではないかと思っています。
その中でも1ページ目は、表現としても面白く、引きも強く描けたので特に気に入っています。
――りずさんにとって、物語を展開するうえでこだわっている点や意識している点を教えてください。
違和感なくスムーズにページをめくっていただけるような構成を意識しています。
また、「ふふっ」と笑えるシーンを適度に盛り込むことも心がけています。
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。
いつも私の拙い作品を読み、応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。
自信をなくし「才能がないからもう描くのをやめよう」とネガティブに陥ることも多いのですが、皆様からの温かいお言葉に支えられ、描き続けることができています。
これからも楽しい漫画を描いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

