
好きになって付き合っても、ふとしたことですれちがってしまうことがある。それは本当に思いがけないことで、すれちがう理由があまりに理解不能だったり、溝を埋める努力の熱量の違いを感じると、関係の継続がしんどくなってしまうこともある。
恋愛でできる、細い幾多の心の傷。その描写が秀逸な春乃おはなさんのInstagramには、しんどくて時に甘い恋愛、そしてそこから得た学びが綴られている。
■きっかけは彼が「どタイプ」だったから
春乃おはなさんは近所の店員さんにひとめぼれをし、付き合うことに。デートで楽しい時間を過ごし、距離が縮まったと思った矢先に、突然彼は冷たい態度をとるように。後日すれ違いが判明するものの、歩み寄らない彼におはなさんは疲れ切ってしまい、別れを選ぶことにした。

■作者インタビュー
――付き合っている期間中、彼との関係で一番幸せだった瞬間はどんなときでしたか?
彼が笑ってくれるときです。私の冗談で私の好きな顔が微笑むという行為に身が震えるほど喜びを感じていました。
――彼のどんなところに「この人と付き合ってよかった」と感じましたか?
いつ見ても顔がよいところですね。怒ってても、笑っていても、寝ていても、顔が好き。でも性格の相性が悪く長く付き合うことは叶いませんでした。

――この恋愛を通して、自分自身に何か変化はありましたか?
人生の思い出として大好きな顔面の人と付き合えたという経験ができたことは喜ばしい反面、内面の相性が悪いとお互いに居心地が悪く長くは一緒に居られない。ということに身を持って気づけたことです。

――恋愛観について、何か学んだことや考えが変わったことはありますか?
はじめに見た目に強く惹かれたとしても、よい関係を築けるかは「相性」と「自分の人格」にかかっているなと思いました。相性がよくても自分の人格がクソなら関係は破綻しますしね。逆も然りです。
――今、この物語を振り返って、彼に対してどんな感情を抱いていますか?
「いい思い出をありがとう。元気に健康で過ごしてください」と思ってます。
取材協力:春乃おはな(@nekotaro1994)
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