「防犯」をはじめ“1窓10役”の効果あり!秋こそ「窓リフォーム」が必要な理由とは?

「防犯」をはじめ“1窓10役”の効果あり!秋こそ「窓リフォーム」が必要な理由とは?

暑い夏が終わり、ようやくエアコンを付けずに過ごせるようになった。しかし、危ないとわかっていながらも窓を開けっぱなしにしたり、またすぐに暖房を付ける季節がやってきたりと、快適な生活を送るための悩みは尽きない。

そんな人におすすめしたいのが、“窓リフォーム”だ。窓リフォームには冷暖房効率を上げる役割があるだけでなく、断熱性の向上により部屋間の温度差解消でヒートショックのリスクを低減したり、結露の発生を抑制することでカビやダニの繁殖を防いだりと、健康維持にも効果的。また、ガラスを強化することによって防犯性も上がる。

窓リフォームを施せば、遮熱、断熱、結露軽減、カビ・ダニ抑制、健康維持、光熱費削減、CO2排出量削減に加え、防音、防犯、さらには操作性向上(外窓交換の場合)と、まさに“1窓10役”。今回は、YKK AP株式会社(以下、YKK AP)で広報担当をしている谷裏ななみさんに、窓リフォームのメリットやポイントを聞いた。
“1窓10役”というメリットがある窓リフォーム
“1窓10役”というメリットがある窓リフォーム


■窓リフォームは節電・節約、そして防犯対策にも!
今回は、最も気を付けたい「防犯」をメインに紹介。警察庁の統計によれば、10月は涼しさから窓を開ける家庭が増え、さらに行楽シーズンで留守にする人も多いため、空き巣(住宅対象侵入窃盗)の発生件数が年間で最も多い月となっている。

住まいへの侵入経路は、約5割強が窓から。しかし、侵入に5分以上要すると、侵入をあきらめる確率が高くなるのだとか。物理的に侵入しにくくするだけではなく、侵入をためらわせるような見た目にするための窓辺対策が大切だ。
【画像】空き巣の侵入口とあきらめる時間のグラフ
【画像】空き巣の侵入口とあきらめる時間のグラフ

空き巣の侵入手段もさまざまだが、窓からの侵入が非常に多い
空き巣の侵入手段もさまざまだが、窓からの侵入が非常に多い


たとえば、サイズの小さい窓や、縦や横に長いスリット窓にリフォームすれば、光や風を取り入れながらも人が侵入できるサイズではないため、防犯対策になる。

また、侵入の手段として、ガラスの一部を破り、手を差し入れて窓を解錠するという手口がとても多い。ガラス破り対策には割れにくいガラスを採用することが効果的だ。「安全合わせ複層ガラス」や「防災安全複層ガラス」なら、衝撃などで万が一ガラスが割れた場合でも破片が飛散しにくく、安全性に優れているそう。
侵入をためらわせる窓の一例
侵入をためらわせる窓の一例

割れても安全な複層ガラス
割れても安全な複層ガラス


防犯の基本はなんといっても、鍵をきちんと閉めること。YKK APの一部の製品では、窓を閉めると同時に鍵がかかり、無施錠の際は赤いラインで知らせてくれる戸先錠仕様があるので、鍵のかけ忘れを防止できる。主錠とは別に補助錠のある窓だとより安心だ。
YKK APでは、ほぼ確実な施錠ができる窓を製造している
YKK APでは、ほぼ確実な施錠ができる窓を製造している


さらに、内窓を取りつけて二重窓にすれば、侵入に時間を要するのはもちろん、侵入をためらわせる視覚的抑制にもなる。環境省が実施している「先進的窓リノベ2025事業」の補助金を使用すると、最大200万円お得に窓リフォームが可能。この補助事業は今年までの予定なので、今がチャンスだ。そのほか、窓にシャッターや面格子、ルーバーを付けることでも視覚的抑止力となるのだとか。
窓リフォームは「先進的窓リノベ2025事業」を実施している今がおすすめ
窓リフォームは「先進的窓リノベ2025事業」を実施している今がおすすめ

シャッターや面格子で侵入を視覚的に抑止
シャッターや面格子で侵入を視覚的に抑止


■さらに詳しく担当者に話を聞いてみた
――実際に、防犯対策として窓リフォームをする人はいますか?
【谷裏さん】いらっしゃいます。特に、強盗などのニュースが増えるとシャッターや面格子といった防犯対策につながる商品の注文が増えますね。

――窓リフォームはハードルが高く感じますが、今は簡単にできるのですか?
【谷裏さん】最近の窓交換や内窓設置といった窓リフォームは、壁を壊すことなく、足場の設置も不要で、室内から簡単にリフォームが可能です。そのため、在宅のまま、内窓なら1窓約60分、窓交換なら1窓約半日と短時間で高性能の窓にすることができます。

【谷裏さん】コスト面では、今年は環境省が実施している「先進的窓リノベ2025事業」があり、かかった費用の約2分の1が戻ってきます。ほかにも、上記の補助金と併用できる地方自治体の補助事業もあるので、併せて利用するとさらにお得です。ちなみに、東京都の場合は「クール・ネット東京」との併用が可能で、工事費の3分の1が補助されます。

――YKK APの製品の魅力はなんですか?
【谷裏さん】YKK APは“窓のプロフェッショナル”として、暮らしを守り豊かにする多様な性能を追求しています。また、ネジ1本まで自社で製造するなど、品質にこだわった製品を提供しています。特にリフォーム専用の製品は、さまざまな現場への対応力を高めるとともに、施工時間の短縮といったリフォームをされる方への負担軽減も意識して開発しています。

――窓リフォームを検討している人へ、メッセージをお願いします。
【谷裏さん】窓は、暮らしに光や風を取り込むだけでなく、雨風・熱を防ぎ、視線を遮るなど多くの役割を担っています。住まいの中で、熱の出入りが最も多いのは窓。窓を選ぶことは、暮らしの安全と快適さを選ぶことにつながります。ぜひ一度、ご自宅の窓に目を向けてみてください。
YKK APの広報担当・谷裏ななみさん
YKK APの広報担当・谷裏ななみさん


“1窓10役”の窓リフォーム。これまでハードルが高く感じて行動に移せなかった人も、秋や冬をより快適に過ごすべく、導入を検討してみてはいかがだろうか。

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配信元: Walkerplus

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