ゴミ屋敷の片付けサービスを行っている「ゴミ屋敷専門パートナーズ」が監修した漫画、『ゴミ屋敷専門パートナーズの現場日報 レベルMAXの人生お片付け』(KADOKAWA、ゴミ屋敷専門パートナーズ監修・著、もづこ漫画)には、そんな裏側が生々しく書かれています。

ゴミ屋敷を片付ける側になった主人公が向かった先は…
第1話でゴミ屋敷でのひきこもりから脱却して、ゴミ屋敷専門パートナーズでアルバイトをすることになった主人公・千絵美(仮名)。第2話で、不安だらけの千絵美が向かったのは、40代のバリキャリ女性が住むマンションでした。
同社のYouTubeでも「500万回以上再生された」という、動画タイトル「40代からのご依頼【1LDKにゴミ袋300袋以上】食べ残し飲み残しが多く大量の虫と格闘しながらのお片付けになります。」です。
部屋に発生する害虫といえばG。はい、ゴキブリです。お食事中の方には耳障りのいい話ではないかもしれませんが、同時に身につまされる話でもあります。いきなりレベル6の現場に突入する千絵美。無事に社会復帰は果たせるのでしょうか。













知的美人の女性がなぜこうなった?
依頼主の部屋に入るなり、「ゴミの山」と口に出してしまった千絵美に、「不用品の山」と言いなおしたのは、ゴミ屋敷専門パートナーズ代表の石田毅さん。石田さんの「人には事情がある」の一言に、千絵美はかつての自分を顧みます。千絵美にも事情があり、不用品の山を一掃して、今があるのです。依頼主の楚々とした姿とは裏腹に、部屋はゴミ袋の山で埋まり、臭気も筆舌に尽くしがたいほど。「田舎の親に仕送りするためにダブルワークしていた」というのが依頼主の事情で、そのために昼夜問わず激務に耐えていました。

