流れ着いた状況に慣れていってしまう
不用品と入り用品がごちゃ混ぜになった隙間のないバスルームで、シャワーは毎日使っていたという依頼主。「慣れってこわいんだよ」と千絵美に話すのは、ゴミ屋敷専門パートナーズの先輩、上村優奈さんです。職場で追い詰められ、鬱を発症したため、ゴミ屋敷から出られなかった千絵美も、親のために極限まで働き続けた今回の依頼主も、「このままじゃいけない」と心の奥底で感じていました。なんとか立ち上がって、ゴミ屋敷専門パートナーズに連絡してくれた気持ちを汲んで、「少しでも力になりたいよね再スタートの!」と優奈は微笑みます。千絵美もやる気をみなぎらせるのですが……。

