
葵わかなと神尾楓珠がW主演を務めるドラマ「すべての恋が終わるとしても」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系/TVerにて配信)の第2話が10月19日に放送。3年前に別れた由宇(葵)と真央(神尾)が、久々に2人きりで出かけたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■「すべての恋が終わるとしても」とは
同作は、高校の卒業式の日に付き合い始めた由宇と真央のリアルでちょっぴりほろ苦い恋模様を紡ぐ物語。葵は羽沢由宇、神尾は大崎真央を演じる。
誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり…すべての恋はどこかでつながっている。この世の全てのものに必ず訪れる“終わり”を、切なさだけでなく前向きに捉え、誰しもの胸の中にある宝物のような記憶を思い出させてくれる…“忘れられない恋”をテーマにした切ないラブストーリーとなっている。
キャストはほかに、由宇と真央の高校の同級生で真央の中学時代からの一番の親友・西颯を藤原丈一郎(なにわ男子)、颯の幼なじみで真央の妹・大崎莉津を本田望結、由宇と真央が出会った高校に通う高校一年生の蒼を山下幸輝、蒼のクラスメイト・沙知を大塚萌香、株式会社ソラリスに勤務する野北駿太郎を白洲迅、ショッピングモール・ソラリス内にあるショップのバイヤー・宮内郁子を市川由衣が演じる。
また、真央と莉津の母親に西田尚美、真央と莉津の父親に飯田基祐、由宇の父親・羽沢洋介に水橋研二が扮(ふん)する。
■別れてから3年後、由宇と真央は久々に再会するが…
由宇と真央の突然の別れから3年が経った秋、関西でショッピングモール「ソラリス」の営業職に就いていた由宇が、広報部への異動を機に東京へ帰ってくる。来年度の新広告プロジェクトに加わった由宇は、営業時代に由宇が描いたイラストを気に入り、今回のメンバーに推薦してくれた野北と出会う。
野北の期待に応えようと意気込む由宇だが、会議に出席すると、そこにはフリーのイラストレーターとして会議に参加する真央の姿があった。突然の再会に動揺する由宇とは対照的に、落ち着いた様子の真央は、由宇とは一切目を合わせずに「久しぶり」と声をかけた。
会議に参加したメンバーに対して由宇のことを「高校の同級生で友達です」と紹介する真央。その姿を見た由宇は、真央の心に自分はもういないことを改めて実感する。
真央との予期せぬ出会いの後、高校時代の同級生との飲み会に参加した由宇は、真央の親友・颯から「真央は由宇と別れてからずっと彼女がいない」と聞かされる。颯は飲み会のあと、真央の家を訪ねて久々に彼と酒を飲むことに。由宇と別れた本当の理由を聞き出そうとする颯だったが、真央の妹・莉津から、これ以上、由宇の話を真央にするなと冷たくあしらわれるのだった。
■由宇と真央が久々に2人で出かけたシーンに「ええ雰囲気やん」の声
飲み会の翌日、25歳の誕生日を迎えた由宇は、プロジェクトの資料を集めるために真央と2人で公園へ出かけることに。
最初は2人の間に気まずい空気が流れるが、由宇が「昔さ、一緒にアートカフェやりたいねって話してたよね。形は違うけどさ、せっかく一緒に仕事できるんだからいいもの作りたい。でも、今のままじゃ一緒に仕事なんてできないから、また普通に話せるようになれたらうれしい。これからは仕事仲間として」と伝えると、真央は「ありがとう」と答えた。
2人は公園を散歩しながら花の話をしたり、仲良くたい焼きを食べたり、ボートに乗ったりして少しずつ昔の頃のような雰囲気になっていくのだった。
由宇と真央が久々に2人の時間を過ごしたシーンに、「ええ雰囲気やん」「涙が出てくる」「普通に話せるようになってる!」「結局振った方も引きずってるやないかーい」「ちゃんと話せな仕事もできひんからね」「元カレとボートは無理すぎる」「お互いきっと好きなのに…」「こんなのお互いまだ好きだよ」「こんなことするのズルいし諦められなくなる」「遠距離じゃなくなったんだからもう復縁しなよ」「真央まじでわからん、由宇をどうしたいわけ?」「真央の複雑な表情はなんだろうね…」などの声が上がり、SNSが大いに盛り上がった。
番組ラストでは、真央が「あと2年…」と意味深につぶやく場面も。第3話も見逃せない。
◆文=奥村百恵

