
連日、終電ギリギリまで残業し心身ともに疲れ果てていた主人公。そんな彼に、チャラチャラした様子の若者が「お兄さん、お疲れだね」と声をかけてきた。主人公の進行を妨げ、「いいモノあるんだけど吸ってかない?」と口早にまくしたてる若者。主人公は「ヤバイ薬のバイヤーか?」と犯罪の臭いを感じ取り、その場を離れようとする。
主人公がその場を離れようとしたとき、若者は名残惜しそうに「1回吸ったらヤミツキになるのになあ」と“あるモノ”をポケットから取り出した。その瞬間、疲れ果てていた主人公の目の色が変わった!若者が取り出した「いいモノ」の正体とは一体…?
■パーカーのポケットから着想を得た「猫」漫画



本作を描いたのは、『魔王道』や『悪役令嬢はやる気がない』のコミカライズを担当した漫画家、高岸かもさん(@kamotakagishi)である。
作中で若者が着ているパーカーは、猫好きの間で流行した“にゃんこがすっぽり入るポケット付き”のパーカーだった。
このパーカーから着想を得たという高岸かもさんは、「猫をポケットに入れられるなんて最高だなと思い、その思いが派生してこの漫画ができた」と明かした。自身はまだそのパーカーを持っていないそうだが、「将来猫を飼うことがあったら購入して、ポケットに入れて漫画作業をしたりしたい」と、夢のような仕事環境に憧れを抱いている。
現在、ペット不可のマンションに住んでいるため猫は飼えないが、「これまでハムスターや犬は飼ったことはあるが、猫は飼ったことがない」と言い、「いつかは“お猫様”を養わせていただきたい」と、猫への熱い思いを語った。
取材協力:高岸かも(@kamotakagishi)
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