息子が生まれて1カ月経ったころ、両家でお宮参りに行きました。その後の食事会について、義母から「準備が大変だろうから」と提案があり、義実家でお世話になることに。しかし本当の理由は、外食や私の実家での食事会だと、車を運転する義母がお酒が飲めないからという理由だったようです。
嫁いびりは続き…
義母は1人分ずつお寿司を購入してくれたのですが、1つだけ違うものが。帰ってからお皿に移すと、「嫁ちゃんはこれでいいよね?」と中トロの入っていないものを渡されました。
主役は生後1カ月の息子で、その子を2日かけて出産したのは私なのに、この扱いに悲しくなりました。母が「食べきれないからあげるよ」と中トロをくれました。母は中トロが好きなので、私のお皿に入っていないことに気づいたのかもしれません。
あれから数年経った今も、特に仲が悪いわけではありませんが、遊びに行くと毎回私だけ違うお皿とコップが用意されています。義両親と夫、息子の4人は同じものなのに。
自分の息子である夫と、孫である息子のことが大事なのはよくわかりますが、だからといってこんな形で区別してくるなんて、本当に驚きです。私にも口ではやさしいことを言ってくれますが、所詮「嫁は嫁」と思われているのだと感じています。
以前よりは少し疎遠気味になりましたが、息子が結婚したらお嫁さんには絶対にこんなことはしたくないと思います。
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義母の何気ないひと言や行動が「いびり」と感じるとき、どのように対処すればよいのか悩むことが多いですよね。遠慮する気持ちがある分、簡単に指摘できず、悲しい気持ちやストレスを抱え込んでしまうこともあります。「私が気にしすぎかも」「これくらい我慢しなきゃ」と思ってしまいがちですが、「今の言葉や行動が嫌だった」と感じたら、夫に相談してみることも大切です。
「こういうことがあって悲しかった」「こういう扱いをされると私はこう感じる」と具体的な事例と感情をセットで伝えることで、夫が間に立ち、義母に気づいてもらうきっかけになるかもしれません。そして、夫が味方になってくれることで、精神的な支えにもなります。
それでも義母の態度が変わらず、いびりや自分だけ違う扱いをされていると感じることが続く場合は、無理に関係を深めようとせず、適度な距離を保つことも一つの方法です。疎遠になることに抵抗を覚えるかもしれませんが、自分の心身を守るためには重要な選択肢。義実家への訪問回数を減らしたり、長時間滞在を避けたりすることで、ストレスを軽減できるかもしれません。また、義母との接触を最低限にして、夫を通じてコミュニケーションを取る形にするのもよいですね。
いびりを受けたときに我慢し続けるのは、心の健康に悪影響を及ぼします。「自分が悪いのではないか」と思い込まず、冷静に状況を見極め、必要なときは夫や周囲を頼りながら、自分の心を守る行動を取ってくださいね。無理に完璧な関係を目指さず、自分の心を守りながら穏やかに付き合える距離感を大切にしていきたいですね。
著者:宮川 亜沙子/50代女性・パート
17歳の息子を育てる母。現在、子どもに関係する仕事をしている。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

