主人公のツバサは鉄道好きで妻と娘と3人暮らし。育児より趣味を優先するツバサに怒った妻は娘を連れて家出経験あり。ある日ツバサが趣味を満喫中、妻が倒れて頭を打って緊急入院。それまで妻は寝不足でのワンオペが続きメンタルも限界に。外出時にツバサの友人が優しい言葉をかけてくれ「頑張ろう!」そう決意した矢先、娘が発熱。日曜の夕方に大雨、小児科は休診日、ツバサは連絡が取れない、と悪条件が揃ってしまい…。
「こちらでよろしいですか?」
途方に暮れたノゾミですが、冷静さを取り戻しタクシーで病院へ。受付へ行くも混雑しており、2時間待ちと言われ不安になってしまいます。
ツバサに連絡するも折り返しはなく、サクラちゃんをあやしますがついに限界に。抱っこをやめた瞬間に号泣され、近くにいた男性に「うるせえな!」と暴言を吐かれてしまい…。
「母親なら自分の子くらい黙らせろ!」肩身が狭くなり、思わず外へ
















診察がやっと終わって安堵するノゾミさん。遊びに出かけたツバサさんに再度電話するも、連絡がつかなくてタクシーで帰ることに。すると男性に横入りされ、難癖をつけられてしまいます。その大声にびっくりしたサクラちゃんは号泣。「どれだけ人様に迷惑をかければ気が済むんだ!」と怒鳴られてしまいました。
もしこの場にツバサさんがいてくれたら、と思わずにはいられませんね。車で帰れるようなら男性に難癖つけられたり怒鳴られたりすることはなかったように思えます。ツバサさんのように家族を置いて出かけるのなら、連絡にすぐ応えられるようにしておくことも大切です。急な体調不良や緊急事態に備えて、家族で話し合っておくと安心ですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター よういち

