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妹のためにできることとは…
妹・サクラさんにステージ4の子宮頸がんが見つかり、抗がん剤治療が始まりました。副作用の影響でつらい毎日が続いていたサクラさん。姉・スミレさんは「妹のためにできること」を、ずっと考えていました。
ある日、息子・マーくんを連れお見舞いにいくと、心配させないために気丈に振る舞う様子のサクラさん。息子を連れていってよかったのかな、と考えていました。
すると、病院の帰り道に届いたメールに涙してしまいます。サクラさんにとっては甥っ子のマーくん。かわいくて、元気をもらえる存在なのですね。
ところが、ときが流れるにつれ、サクラさんの容体は悪化。ついに、医師にとあることを告げられます。
ひと時も離れたくない…こわい
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ついに、主治医から「心の準備を…」と告げられてしまいます。妹とひと時も離れたくないサクラさん。病院に泊まることを決め、急いで自宅へ着替えを取りに戻りました。そのとき、夫からかけられた言葉に対して、正直に「大丈夫じゃない」と吐き出します。今は妹のことしか考えられないことを話し、家のことと息子のことを夫へとたくします。
急いで病院へ戻ったスミレさん。それから数日は、家族で過ごしていました。そして大みそかの日、サクラさんの最期が訪れます…。

