“あんたさえいなければ”…同級生を嫌う女の子が嫉妬に駆られて取った行動に「行く末が気になる」【漫画】

“あんたさえいなければ”…同級生を嫌う女の子が嫉妬に駆られて取った行動に「行く末が気になる」【漫画】

『おかえり、パパ/第5話嫉妬』より
『おかえり、パパ/第5話嫉妬』より / (C)蝉丸(秋田書店)2023

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「チャンピオンクロス」で連載中の『おかえり、パパ』(秋田書店刊)の第5話『嫉妬』を紹介する。作者の蝉丸さんが、8月27日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、蝉丸さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

■同級生に対する、複雑な感情
『おかえり、パパ/第5話嫉妬』より
『おかえり、パパ/第5話嫉妬』より / (C)蝉丸(秋田書店)2023


ゆりかは、自身の写真をSNSに投稿して多くの「いいね」やフォロワーを獲得していた。その様子を見たクラスメイトが「すご!!」と言い、ゆりか自身もまんざらではない様子。一方で同じクラスの透桜子も、話題に上がっている。

どうやら、透桜子がたまたま写り込んでしまった動画をそのままSNSに投稿したところ、バズったらしい。それを聞いていたゆりかは、顔を歪ませた。ある日三者面談で学校に来た母親は透桜子を見て「あの子が娘だったらよかったのに」と口にする。それを聞いたゆりかは透桜子に対し“あんたさえいなければ”と嫉妬に駆られ…。

このエピソードを読んだ人たちからは、「行く末が気になる」「喧嘩売る相手間違ったね」「ゆりかがどうなったんだろう」「悪いことが起こらないといいけど」など、多くのコメントが寄せられている。

[HEAD]作者・蝉丸さん「毎話ごとにぞくっとするシーンを入れる」[/HEAD]
『おかえり、パパ/第5話嫉妬』より
『おかえり、パパ/第5話嫉妬』より / (C)蝉丸(秋田書店)2023


――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?

主人公に対して妻の連れ子という距離感で、異常性とかわいさのある女の子を描こうと思いました。

――本作では、ゆりかが居場所を取り戻せると思ったときの表情が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

透桜子や都子と関わることによって進んでいく主人公の心境の変化に注目してもらえたら嬉しいです。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

第10話の、ゆりかが泣きながら母親に訴える「少しはゆりかを信じてよ!」というシーンがゆりかの母親に縋る気持ちが切実で気に入っています。

――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。

毎話ごとにぞくっとするシーンを入れることや、続きが気になる引きになるように気を付けています。

――蝉丸さんの作品は、キャラクターたちの表情が豊かで感情がダイレクトに伝わってきます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

メインキャラクターの透桜子の表情だけでなく、周りのリアクションによって異常な空気感などが伝わるように意識しています。

――今後の展望や目標をお教えください。

現在累計20万部を突破しましたが、これからももっとたくさんの人に楽しんでもらえるように頑張りたいです!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつも「おかえり、パパ」を読んでくださりありがとうございます!作品を通じて、キャラクターたちの怖さや魅力を伝えてドキドキしてもらえたら嬉しいです。

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