フレイルは何歳から発症していくのか?
フレイルは何歳から発症するという明確な年齢はありません。しかし、フレイルの発症は主に65歳以上の高齢者で多くみられ、年齢が上がるほどその割合は増加していきます。65歳~69歳では2.3%程度であったフレイルの割合は、85歳以上では30.3%程度まで上昇します。
フレイルが気になるときは何科で相談できる?
フレイルが気になる時、どのような点が気になるのかにより相談する診療科は異なります。身体的な部分で気になる場合には、関節痛などが中心であれば整形外科、そのほかは内科のかかりつけ医が良いでしょう。認知機能や精神的な面で気になる場合には、精神科や認知症外来、内科のかかりつけ医にまず相談をしてみましょう。社会的な面が気になるのであれば、周囲の家族、役所、包括支援センターもしくはかかりつけ医に相談をしても良いと思います。
大切なことは、自分や家族だけで抱え込まずに専門機関へ相談をしてみましょう。

