【岩手県釜石市】被災地釜石と能登が繋がる場として、コーヒー店開業のためのクラファンに挑戦!


東日本大震災後、キッチンカーにより被災地にフェアトレードコーヒーを広め、数々の競技会で受賞歴を持つ「Happiece Coffee」(ハピスコーヒー)が、釜石大観音の仲見世通りに初の固定店舗「Happiece Coffee Laboratory」を構えるため、10月17日(金)〜12月5日(金)の期間、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施している。目標金額は3,000,000円。新店舗は12月中旬にプレオープン、2026年3月11日(水)にオープン予定だ。

釜石に能登の人たちと繋がる場を作るために


「Happiece Coffee」のキッチンカーハピス号は、東日本大震災以降、釜石を拠点に被災地でコーヒー提供による交流を継続し、2024年の能登半島地震以降は、能登半島地震の被災地に毎月のように往訪。避難所や仮設住宅の人々に無償でコーヒーを提供してきた。


今回、「Happiece Coffee Laboratory」をハブに、釜石と能登をオンラインでつなぐ双方向交流の仕組みを構築するためにクラウドファンディングを開始。既存のキッチンカー営業でのカジュアルで気軽な一杯から特別な体験まで幅広いニーズに応えながら、店主のライフワークである復興支援の拠点として、災害多発時代のつながりの形を発信するという。

店舗のコンセプト


「Happiece Coffee Laboratory」では、「研究所」(Laboratory)として焙煎・抽出・器具・ペアリングを検証し、常に最適解を更新。

また、複数のコーヒーをフレンチやイタリアンのようなコース仕立てで提供しながら、その味わいだけでなく、背景・作法・ストーリーまで楽しめる「フルコース型の体験」を展開する。

さらに、フェアトレードの普及、被災地支援(能登・東北)を継続発信する“つながりの拠点”としての役割も担う。

加えて、都市部に比べると有名チェーン店などが少ない地域において、コーヒーがもたらす豊かな時間の過ごし方を発信。地方のまちにおいても、フェアトレード/スペシャルティへの理解を深め、地域に本当のコーヒー好きを増やす循環を作ることを目指している。

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