猫に『砂糖』を与えるべきではない理由3つ 病気に繋がる可能性も?健康リスクを解説

猫に『砂糖』を与えるべきではない理由3つ 病気に繋がる可能性も?健康リスクを解説

︎1.糖尿病のリスク

血糖値を測る猫

猫は本来肉食動物で、タンパク質や脂質を主なエネルギー源として利用しています。

よって糖を消化する酵素は少なく、グルコキナーゼという血糖を処理する酵素の肝臓での活性が、猫では非常に低いことが知られています。

よって砂糖を食べてしまうと、その影響で血糖値が急激に上昇し、それを下げる為に大量のインスリンが膵臓から分泌されます。

大量のインスリンを繰り返し分泌させることは、膵臓にとって大きな負荷をかけてしまい、結果として膵臓の機能が障害されて、逆にインスリンを十分量出せなくなってしまいます。

このように、肥満や体質に合わない高糖質の食事などが原因で、糖代謝の問題が生じ、血糖値が持続的に高いままとなることで、「糖尿病」に進行します。

糖尿病になると、猫は多飲多尿、食欲があるのに痩せてくるなどの症状がでて、インスリン注射による治療が必要となります。

もちろん猫が糖尿病になる原因は、砂糖だけではありませんが、猫が病気になるリスクを減らす為にも砂糖や砂糖を使用した甘いおやつなどは与えないようにしましょう。

︎2.歯周病や口内炎のリスク

虫歯

砂糖は口腔内の細菌の栄養素となり、細菌の数を増やして、歯周病や口内炎のリスクを高めてしまいます。

また、砂糖に水分が加えられた水飴のような状態では、粘度を持つ為、歯に付きやすく、そこに歯垢が溜まりやすくなります。

猫は人間のように虫歯になることは少ないですが、歯を支える歯肉と歯槽骨に問題が生じる「歯周病」が重度になると、全身への健康被害がある事が近年わかってきています。

重度の歯周病の治療には、全身麻酔下での処置が必要となり、それも猫の体にとっては少なからず負担となるため、普段からのオーラルケアを無駄にしない為にも、猫に砂糖の入ったものは与えないようにしましょう。

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