【おからで化ける!】米粉クッキーがザックザク食感に♡パイン&ココナッツでトロピカル♪【元パティシエ直伝】

おからパウダーは、生のおからを乾燥させて粉末状にしたもので、スーパーや100円均一ショップなどで購入出来ます。
生のおからは日持ちがせず保存が難しいですが、おからパウダーは、未開封のままであれば常温(高温多湿、直射日光を避け、涼しいところで保管)での保存が可能です。

また、日本人が一日に目標とする食物繊維の不足分をたった大さじ4杯で補うことが出来ます。
戻し方は、水80ml+おからパウダー20gで生のおから100gと同様になります。
開封後は吸湿、害虫などを防ぐため、チャック付きの保存袋などに入れて冷蔵庫(10℃以下)で保存してください。開封後はできるだけ早く食べ切るようにしましょう。
今回使用する容器がこちら。

ジップロック®コンテナー(容量:700ml)。
この容器はフタも電子レンジ可能なので、そのまま使えて便利です♪
それでは、おかずパンケーキを作っていきましょう。

【材料】
おからパウダー…20g
片栗粉…10g
ベーキングパウダー…3g
水…90g
卵…1個
小松菜…1株(50gほど)
ウインナー…1本
スライスチーズ…1枚
【作り方】
1. 電子レンジ対応の容器に卵を入れて、フォークで泡立つまでかき混ぜる。水を入れてさらに混ぜ合わせる。

2. 1に、おからパウダー、片栗粉、ベーキングパウダーを入れて混ぜる。


これで生地の出来上がり。
まんべんなく混ざるように、隅々までよく混ぜ合わせてくださいね。
時間がないときは、最初から卵、水、おからパウダー、片栗粉、ベーキングパウダーを一緒に混ぜてもOKですが、卵を先に溶いてから他の材料を合わせた方が黄身と白身の混ざりがよく、生地が均一になります。
3. 小松菜とウインナーはキッチンばさみなどを使って食べやすい大きさに切る。スライスチーズは、手でちぎって生地に入れる。


軽く混ぜ合わせたら、表面を平らにしましょう。

4. 500Wの電子レンジで、3分40秒加熱する。

フタはずらしてのせましょう(または、ふんわりラップをしてください)。
5. 粗熱が取れたら、容器をひっくり返して生地を落としてお皿に盛る。


それでは、いただきましょう。
お洒落にナイフとフォークを使って食べても良いですが、手掴みでそのままパクっと食べても良し!

見た目はフワフワのパンケーキのように見えますが、口に入れるとほんのり大豆風味。
食感は、小麦粉で作るパンケーキに比べると重たい感じはありますが、チーズのコクとウインナーの旨味で、おからが苦手な方でも食べやすいと思いますよ。

塩味が足りないときは、お好みでケチャップなどをかけて食べてみてくださいね!
アレンジいろいろ
ウインナーを、ツナやベーコン、魚肉ソーセージなどに変えてもOK!
目安量としては、ツナ(大さじ1)、ベーコン(1枚)、魚肉ソーセージ(1/3本)くらいです。

小松菜、ツナ、チーズ、を入れてアレンジ♪
作り方は、基本と同じです。
卵と水を混ぜたら、おからパウダー、片栗粉、ベーキングパウダーを混ぜ合わせて生地を作ります。そこに、お好みの材料を入れてレンチン♪

ツナとチーズの間違いない組み合わせで、パクパク食べられますよ。
野菜がないときは、冷凍のミックスベジタブル(50g)でも代用出来ます。
使う場合は、解凍してからお使いください。


こちらは、解凍したミックスベジタブルとベーコンとチーズ入り♪
彩り鮮やかで食欲が湧きますね!野菜を切る手間がないのもうれしいです。
他にも、粗挽き黒こしょうやカレーパウダーなどのスパイス類をお好みで加えるのもオススメです。

食べ切れない場合は、ラップに包んで冷蔵庫に保存しましょう。

食べるときは水分必須!

手軽においしく食物繊維を摂取出来るおからパウダーですが、おからパウダーは水分を吸う性質があるため、食べる際は飲み物と一緒に摂ることをお忘れなく。摂取量に対して水分があまりにも少ないと、便秘やお腹が張るなどの症状が出る場合がありますのでお気を付けください。
忙しい朝にもピッタリ!
わたしはこの、「おかずパンケーキ」を朝ご飯に食べることが多いです。
朝はなにかと忙しく、やることもいっぱい。「お米を切らしてた!」なんてときにも、おからパウダーを常備しておけばすぐ作れます。
また、朝ご飯は寝ている間に低下した体温を上昇させて、脳の目覚ましにもなる役目があります。これからの季節、しっかり朝食を摂って暑さに負けない体作りをしていきましょう!

