同じ言葉でも言う人や場合による…ハラスメント発言する取引先に上司がとった行動が「素敵すぎる」【漫画】

同じ言葉でも言う人や場合による…ハラスメント発言する取引先に上司がとった行動が「素敵すぎる」【漫画】

『幸福のおいしい道すがら』が話題
『幸福のおいしい道すがら』が話題 / (C)sinkun 2025

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、カドコミにて連載中の、真くんさんが描く『幸福のおいしい道すがら』より第1話をピックアップ。

真くんさんが8 月15日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、3,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、真くんさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

■きれいなお弁当屋さんとかわいい上司
『幸福のおいしい道すがら』(2/32)
『幸福のおいしい道すがら』(2/32) / (C)sinkun 2025


会社員の丸山ののかは、兎ノ花町にある小さなお弁当屋「くまうさ」に、ランチミーティング用の弁当を注文しに行った際、初対面にも関わらずきれいな店員さんに思わず「綺麗」と言いそうになる。

自分用にも購入したお弁当はとても美味しく、店員さんのきさくな人柄にも惹かれ、明日から全部ここでいい、とすら感じていた。

その後、ののかは再び「くまうさ」へ行き、お弁当を買いながら、上司・高元の人柄の良さを店員さんに力説する。高元がキャラクターのペンを持っていたことに、「かわいい」と感じていたののかだったが、男性に対して「かわいい」はまずいのではないかと思っていることを店員さんに言う。

ランチミーティング当日。大荷物を抱えて弁当を引き取りに来たののかを見た店員は、会社まで一緒に運んでくれることに。気さくなようで横柄な態度を取る取引先の男性は、運んでくれた店員さんに失礼なことを言う。さらにののかにもハラスメント的な発言を繰り返した取引先に、後から部屋に入ってきた上司の高元が怒りを露わにして…。

作品を読んだ読者からは、「世界はこういう幸せだけで溢れてほしい」「ほっこり暖かい気持ちになりました」「こんなお弁当屋さんあったら通う」など、反響の声が多く寄せられている。

■作者・真くんさん「ああでもないこうでもないと模索することになりました」
『幸福のおいしい道すがら』(26/32)
『幸福のおいしい道すがら』(26/32) / (C)sinkun 2025


――『幸福のおいしい道すがら』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。

どのようにしてと明言できないくらい迷走したのが正直なところです。前作の『姫巫子と姫騎士』の連載が終わり、さあ次はどう言ったものを描こうかと結構早い段階からありったけアイディアややりたいものを出して編集さんに見てもらったのですが、今までにないくらいにああでもないこうでもないと模索することになりました。

アイディアを色々出すものの、もう一つ何か欲しい、もう一歩面白く、みたいな時間がかなり長く、私はそのもう一つ先を掴むためにひたすらアイディアを模索をして提案し続ける、編集さんからは売り方や作品性を指摘してもらう、ということを続け、編集さんの提案で取材にも足を運び、取材先にもいろんな話を聞かせていただいて…と長い道のりを経て何段階も迷いながらやっとできたのが『幸福のおいしい道すがら』です。

――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。

食事は美味しそうに描くことと、メインのお兄さんは読者の方に自然と綺麗だな、かわいいな、かっこいいなと思ってもらえるように、終始顔面の修正をかけています。お弁当とお兄さんの綺麗さは作品のキーパーソン的な役割をしているので、そのあたりの作画はパッとみて自然に惹かれていただけるといいなと努めています。

――登場キャラクターの関係性を描く際に意識していることがございましたらお教えください。

意識しているというよりは私の癖だったり考えないといけないところだったりするのですが、漫画として実際にには描写しないところまで、この人は普段どういう生活をしていて、どういう感情の持ち主なのか、相手のことをどう思っているのか、相手とどういうふうに過ごしているのか、あくまで例えですが朝すぐ起きられる人かみたいな本当にいろんなことを描いている視点のキャラクターや、関係を築いているキャラクターそれぞれに考えて、その上での感情や行動になるように色々ずっと何かを考えています。

――現在も連載中の本作ですが、第1話以降の見どころや注目してほしいポイントなどをお教えください。

第1話以降はまた主軸となるキャラクターが変わりながらも、お弁当屋「くまうさ」に訪れてお兄さんと言葉を交わしていきます。そしてお弁当を手にして帰っていきますので、「このお兄さんはどんな人なんだろう?」「それはそれとしてお弁当おいしそうだな」、と思っていただけたら本当に嬉しいなと思います。

――普段作品を創作する際、ストーリーや展開はどのようなところから着想を得ることが多いですか?

私は日頃からふっと浮かんだものなどをひたすらメモしているので、ネタを出すときに後からそれらを見返して膨らませる、という手法が多いですね。なのでなぜそれを思いついたのか大元のことは忘れてたりもします。

あとはキャラクターの人間性をよくよく考えて、「この人ならこうするのではないか」ということをきちんと考えるようにしています。ストーリーのためのキャラクターではなく、キャラクターが故のストーリーになるようにと心がけているので、そうすると勝手に「このキャラならこうするだろう」みたいな道筋ができてくれるので、あとはそれを上手いこと漫画にしていきます。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

今までも私の作品を読んでくださった読者の方、今回はじめましての方、どちらも本当にありがとうございます。読んでくださっている方がいるから私がここにいます。本当にありがとうございます。

基本的に私の漫画は「疲れた社会人でも休憩の合間に読めるのがいいんだよ!」みたいな気持ちで作っていることが多いですので、気軽に楽しんでもらえたらいいなと思います。もしよければこれからも楽しみにしてくれると本当に嬉しいです。感想としてこんなお弁当屋さんがあるといいなぁと言っていただけていることも多いので、私も読者の皆さまも、どうかおいしいものを一回でも多く食べましょう。それではお元気で!今後ともよろしくお願いします!

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