編集部まとめ
心房細動は健康診断で診断される患者数で約80万人と言われており、実際には100万人を超えると予想されている非常によく見られる病気です。高齢者に多く、今後の高齢化に従いますます増加することが予想されます。心房細動は自覚症状があまりないことも多いです。しかし、そのまま放置をすることで心臓内に血栓を生じ、脳梗塞に発展することもあります。心房細動が見られた場合には、抗凝固療法を行い、血栓を生じさせないようにすることが非常に大切です。また、心不全の原因にもなるため、症状がなくとも早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。
「心房細動の症状」と関連する病気
「心房細動の症状」と関連する病気は8個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器科の病気
不整脈心不全呼吸器科の病気
喘息閉塞性肺疾患
血液系の病気
貧血脳神経科の病気
脳梗塞内分泌代謝系の病気
甲状腺機能亢進症耳鼻科の病気
内耳性めまい
心房細動と関連する症状は咳、動悸、息苦しさ、めまい、倦怠感など多岐にわたります。心臓病をはじめとする病気やめまいをおこす病気、頻脈を起こすような甲状腺機能亢進症、貧血が鑑別に上がります。このような症状がある場合には、自分で脈拍を測ってみましょう。脈の乱れがある場合には不整脈の可能性があり循環器内科受診が勧められます。

