良留以久奈さんは夫と子どもの3人暮らし。ある日、家計用の口座を確認すると、お金が減っていることに気づきます。不思議に思い夫に尋ねると、「内緒で美容品とか買ってるんじゃないの?」と以久奈さんのせいにされモヤモヤしてしまいます。
すると、自宅で夜のお店の「リピーター限定」割引チケットを発見してしまい……!?
以久奈さんとの話し合いが中断し、自室へ戻ろうとすると娘を見つけ嬉しそうに話しかける夫。しかし娘は顔をしかめ「……なに?」と返事をします。そんな冷たい態度の娘を見て「髪色が俺そっくり」「可愛いやつめ」とニヤつく夫。そんな夫を無視するように娘は自室へ向かうのでした。
自室へ向かう娘の後ろ姿を眺めながら「反抗期だなぁおい」と微笑む夫。その微笑みは成長を喜ぶものではなく「仮に離婚しても……」「絶対にお前に執着したくなるじゃねぇか」という思いからの微笑みだったのです。そして「ずっとお前といれるのなら……」「夜の店だって我慢できる」と決意するのでした。
夜のお店からメッセージに揺れる夫









娘を見て胸を厚くしていると「ピコォン!」とスマホが鳴ります。確認すると夜のお店から「新キャスト!ピチピチの20歳が入店です!アイドルフェイス」とメッセージが……。すると鼻の下を伸ばし、頬を染める夫は「行っちまうか?イっちまうか?」と考えます。
下心がチラつく夫でしたが「待て待て!さっきムスメに誓ったばっかりだろ!」と自分を叱りつけます。しかし、反省したと思った次の瞬間には「アイドルフェイス……」「新人キャスト……うぶ……」と鼻の下を限界まで伸ばしきり「家計じゃなくて……自分の小遣いなら……」と気持ちが揺らぐのでした。
◇ ◇ ◇
「家計じゃなくて……自分の小遣いなら……」と心の中で呟く夫。それは反省じゃなくて言い訳です。問題は“どのお金か”ではなく、“何に使うか”と“約束を守るか”が大切だということ。このままでは家族の信頼を失ってしまうということに気付いて欲しいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター じむ

