天海祐希主演の木曜ドラマ「緊急取調室」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の“連続ドラマ・第5シーズン”第2話が、10月23日(木)に放送される。第2話は、第1話で描かれた、再開発計画をめぐる国家プロジェクトに端を発する連続殺人事件の解決編。天海扮する叩き上げの取調官・真壁有希子が、「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、真の犯人を追い詰めていく。
■キントリメンバーが帰ってくる そしてファイナルの劇場版へ
可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げていく同シリーズ。
井上由美子氏が手掛ける完全オリジナル脚本をベースに、「取調室」という名の“密室の戦場”で行われる“銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘”を描いた本作は、2014年に始まり、これまで連続ドラマ4作品に加え、ドラマスペシャル2作品が放送された。
同シリーズは10月から木曜ドラマ枠で“連続ドラマ・第5シーズン”を放送。さらに“劇場版「緊急取調室 THE FINAL”の公開日が12月26日(金)に決定し、12年の時を経て完結を迎える。
警視庁捜査一課キントリの管理官・梶山勝利を田中哲司が、警視庁捜査一課・殺人捜査第一係の刑事・渡辺鉄次を速水もこみち、同じく殺人捜査第一係の刑事・監物大二郎を鈴木浩介が演じる。また、警視庁副総監・磐城和久に大倉孝二、“画像解析のエキスパート・玉垣松夫に塚地武雅、海千山千のベテラン刑事・菱本進にでんでん、公安部出身で、キントリチームきっての頭脳派・小石川春夫に小日向文世が扮する。
■「緊急取調室」第5シーズン第2話あらすじ
再開発計画をめぐる国家プロジェクトの幹部2名に続き、番組内で犯人を挑発した人気キャスター・倉持真人(山本耕史)の実父である磯貝信吾(竜雷太)が同様の手口で殺された未曾有の連続殺人事件。被疑者が多数乱立する中、真壁有希子(天海祐希)らキントリは、すさまじい取調べの末、ついに“真犯人”から自白を引き出すことに成功した。ところが同時に、捜査は新たな局面を迎えることになる。なんと、“真犯人”は磯貝の殺害についてはキッパリと否認。さらに、倉持と別居中の妻・利津子(若村麻由美)から、驚愕の証言が飛び出したのだ。
「倉持の父親を殺したのは私です。夫もそれを知っています」。この証言が真実ならば、倉持は妻をかばい、何も知らないふりをしていることになる。なにか “特別な理由”があると考えたキントリの面々は一刻も早く、かつ確実に真相をあぶり出すため、“倉持夫婦の同時聴取”に乗り出す。
しかし、疑惑の夫婦を相手取った同時聴取は、捜査にさらなる混乱をもたらすことになる。キントリの揺さぶりも巧妙にかわし続ける倉持は、利津子が犯行を認めたと聞いた途端、本当に何も知らなかったように驚き、戸惑いの表情を浮かべる。一方、利津子は自らの犯行を裏付ける新証拠を提示。動機についても、思い詰めた様子で語り始める。
どこまでも食い違う証言。どちらかが嘘をついているのはずだ。そして、その根底にあるのは、別居後もなお2人をつなぐ夫婦愛なのか、それともまた別の何かなのか、出口の見えない取調べが続く中、有希子は目の前の被疑者に“ある提案”を持ちかけることに。同時聴取は“想像を絶する死闘”へと発展する。
■有希子(天海祐希)「あの夫婦にデュエットしてもらおうじゃない？」
公式サイトなどで見ることができる予告動画では、倉持の妻・利津子が有希子らに向かって「倉持の父親を殺したのは私です」と、思い詰めた表情で告白する。「信じられません。なぜ妻が…」と絶句する倉持。そんな疑惑の夫婦を前にして、「あの夫婦にデュエットしてもらおうじゃない？」と“有希子節”が炸裂する。頬をピシャッと叩いて気合いを入れるのも有希子らしい。
シーンは変わり、「本当は倉持さん、心当たりがあるんじゃないですか」という言葉に、「失礼だよ！」と激昂、さらに「ちゃんと記録できていますか？重要な証拠だよ」とどこか焦ったように言う倉持の姿も。また、「なぜリスクを犯してまで罪を認めたのか」と不審がる有希子の声も響く。
そんな中、「愛か、嘘か」のテロップと共に「あなたに提案があります」と囁きかける有希子の横顔が映し出され、動画は幕を閉じる。
SNSでは、初回を見たファンからの「別居中の夫婦に隠された謎とても気になります。キントリメンバーの取り調べ久しぶりに痺れました。そして天海祐希さんが変わらずカッコよくて惚れ惚れします」「キントリやはり好きだ」といった感想や、「あなたに提案があります…これは妻へなのか？夫の罪を被っている妻への提案なのか？夫は妻を本当は愛しているのかの確認なのか？とか色々考えっちったよ」「良さそうなデートシーンの後に意味深なカット2連発はずるいよ…あの父親が鍵握ってんのかな」といった考察が飛び交っている。
