
菅田将暉が主演を務めるドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜夜10:00-10:54 、フジテレビ系 /FOD・TVerにて配信)の第4話が、10月22日に放送される。
■昭和の渋谷が舞台の青春群像劇
本作は、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷自信の経験に基づいたオリジナルストーリー。1984年といえば、バブル経済の前夜にあたる時代。数年後、日本は未曽有の好景気に溺れていく。大人たちは夜な夜な繁華街で羽振りよくお金をばらまいた。渋谷は若者文化の中心地として活気づき、「渋谷PARCO」や「SHIBUYA109」はカルチャーの発信地として多くの若者でにぎわった。手にスマホはなく、人々はいつも前を見ていた。
浮き足立つ世相の一方で、渋谷の片隅にはまだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様もあった。不器用ながらも、生きることに一生懸命な“人間くさい”人たちが、目と目を合わせ、心と心を通わせ、時に激しく衝突しながらもエネルギッシュに生きた「1984年」という時代を、三谷ワールド全開で描いていく。
■「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第4話あらすじ
第4話は――
WS劇場では久部による「夏の夜の夢」の初日公演を翌日に控え、リカ(二階堂ふみ)、蓬莱(神木隆之介)らが追い込み準備に追われていた。「で、明日はうまく行くの?」とリカに訊かれた久部は、自信いっぱいに「もちろん」と断言する。
その頃、八分神社の社務所には神社本庁の清原(坂東新悟)が来ていた。風紀が乱れ、我慢の限界に達している巫女の樹里(浜辺美波)は「一日も早く出て行きたいんです」と清原に懇願する。出て行けば八分神社は廃社になるという清原の言葉に神主の論平(坂東彌十郎)は肩を落とす。
すると清原は「街も変わりつつあるし、もう少し頑張ってみたらどうか」と「夏の夜の夢」のチラシを取り出す。「楽しみにしているんです」とはしゃぐ論平に対し、樹里は「シェイクスピアへの冒涜です!」と声を荒げる。
――という物語が描かれる。
■「久部シアター楽しみ!」と反響
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「明日はうまくいくの?」とたずねてくるリカに「最高の夏の夢になります」と自信満々の久部の場面からスタート。芝居を成功させないと後がないと思っているリカらダンサーたち。
また「私は何ひとつ期待していません!シェイクスピアへの冒涜です!」と反対し続ける樹里。その裏で「明日の公演なんだけど…絶対失敗する」と弱音を吐く久部。そんな久部に蓬莱は「だったらベストを尽くしましょう。できることをやるんです」と励ます。
4話を放送前に、SNS上では「みんなのお芝居がすてきすぎて夢中」「演劇って面白い!」「久部シアター楽しみ!」「樹里ちゃん劇場来る?」などの声が上がり、話題となっている。

