
宮澤エマが、10月29日(水)に放送されるドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第5話にゲスト出演する。宮澤が出演の感想を語ったコメントも寄せられた。
■昭和の渋谷を舞台にした青春群像劇
本作は、三谷幸喜の脚本で描かれる、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇。三谷の青春時代の思い出を題材にした完全オリジナルストーリーとなっており、主演は菅田将暉、共演に二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波らが名を連ねる。
物語の舞台は渋谷・八分坂(はっぷんざか)。渋谷駅から徒歩8分であることからその名称で呼ばれ、自身の劇団を追い出された劇団演出家・久部三成(菅田)は八分坂にあるWS劇場を「東京で一番の劇場にする」と高らかに宣言。八分坂の人々とともに理想のシェイクスピア劇を作ろうと奔走していく姿が描かれている。
また、八分坂で暮らす人々の悲喜こもごもとした人間模様も見どころのひとつ。菅田、二階堂、神木、浜辺に加え、小林薫、坂東彌十郎、井上順、市原隼人、菊地凛子らの役者たちも揃い、巧みな会話劇を展開する。
■宮澤エマ「思わぬ形で参加させていただけることになり、うれしかったです」
宮澤は、80年代のタブロイド紙の記者役として出演。WS劇場で上演されるクベ版「夏の夜の夢」の初日公演を控え、鼻息を荒くしている久部を取材するという役どころであり、“80年代の記者”を再現したファッション、ヘアスタイルで登場する。
宮澤は、三谷作品では映画「記憶にございません!」(2019年)、映画「スオミの話をしよう」(2024年)、「おい、太宰」(2025年、WOWOW)に出演。
本作への出演について宮澤は「80年代の渋谷にあるストリップ劇場で、シェイクスピアを演じる人々のドラマを三谷さんが書かれると聞き、面白そうだな、楽しみだな、なんて思っていたら、思わぬ形で参加させていただけることになり、うれしかったです。タイムスリップしたかのような、細部までこだわり抜かれたセットの中で、キャスト・スタッフの皆さんが、思いきり真剣に楽しんで、遊んでいて、その世界観の一部になれて幸せでした」とコメントを寄せた。

