気持ちをラップにされると、笑って許せてしまう
そのようにして、1週間ほど冷戦状態だった2人はついに和解することがきました。「光一の普段とは違った一面を見ることができて新鮮でしたし、別に私の料理に不満があるわけではないことも分かったので、安心できたんです」
それ以降、喧嘩になると光一さんがラップで謝罪する、というのが夫婦の恒例になったそう。
「気持ちをラップにされると何か笑っちゃってすぐ許しちゃうんですよね。光一も私にウケるのが嬉しいらしく、謝罪以外でも私が美容院から帰ると『かわいい? なんて聞く必要なし♪ 100点どころか君は天使だし』と褒めてくれるようになったんですよ」と微笑む舞花さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

