
【1】溺水事故
泳げる人は特に油断しがちですが、予想以上に発生する可能性が高い溺水事故。足が着く浅めのプールでも起きるので注意が必要です。何より怖いのは、溺れていることに気づいてもらえないケース。溺れてパニックに陥ってしまうと、声が出なかったりうまく手足が動かせなかったりと、上手に助けを求めることができません。ごく近くにいても表情を見るまでは、溺れているとわからないことも。もし溺れたときにすぐ気づけるよう、子どもから目を離さないようにしてください。どんなに浅くても、浮き輪をしていても、子どもは溺れることがあるのです。ここなら大丈夫という油断は絶対にしないでください。

【2】飛び込み事故
ほとんどのプールでは禁止されている飛び込みによる入水。それにもかかわらずルールを守らずに飛び込んで、プールの底や壁に頭を打ち付けてしまう事故が発生しています。思ったよりプールが浅かったり、狭かったりしてぶつけてしまうことがあるようです。基本的に、飛び込みは、スイミング教室などで指導者のもと行うようにするのが安全です。飛び込み専用プールがある施設では、ルールを守り監視員がついた状態で利用しましょう。

