「気質」は生まれつきのもの。「性格」は作られていくもの
子どもには生まれながらにして持っている「気質」があります。性格は成長するに従って形成されていくものですが、気質はその人の核となるもの。気質は基本的に変わることはありません。
「気質」は大きく分けて、2種類。何か行動することで喜びを見いだす「Doing(ドゥイング)タイプ」と、そこに存在しているだけで何もしなくても幸せな「Being(ビーイング)タイプ」に分けられます。

親の気質と、子どもの気質
乳幼児期は、生まれながらの気質がそのまま行動として濃く現れる時期です。親自身ももちろん気質があります。子どもの行動や反応が気になる場合は、気質という面から見てみましょう。子どもの気質とママの気質が違うと、どうも「合わない」と感じることも少なくありません。
DoingタイプのママはBeingタイプの子どもに対して、「やることが遅い」とイライラしてしまいがちです。BeingタイプのママはDoingタイプの子どもを、「落ち着きがない」と感じるでしょう。でも、人間、いろいろなタイプや考え方があるからこそ、相手をさらに良く知りたくなったりして面白いものです。これを新たな経験として楽しめるようになるといいですね。
