子どもの気になる性格とどう向き合う?(前編)

子どもの気になる性格とどう向き合う?(前編)

安心感の基盤を作る0~2歳はBeingで過ごす心がけを

性格形成で最も重要なのは、乳幼児期の土台。行動的なDoingタイプの子でも、そこにいるだけで幸せなBeingタイプの子でも、まずBeingを基本にしましょう。あるがままを受け入れ、おっぱいをあげたり、おむつを替えるなど、その子の欲求をつねに満たしてあげることです。これが「自分は愛されている。ここにいていいんだ」という安心感のベースになります。ママとのやりとりを通して、人への基本的信頼感が育まれていきます。

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監修/秋山邦久先生

越谷心理支援センター所長。臨床心理士、カウンセラーとして、様々な心の問題を抱えた人々に向き合う。親子や家族間のコミュニケーションの質を高める支援を実施、講演活動なども行う。<br> <br> http://www.k-shinri-center.com/

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文/高祖常子

育児情報誌「miku」編集長。

NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、認定子育てアドバイザーほか。叩かない子育て講座、子ども虐待防止や、家族の笑顔を増やすための講演活動も行う。3児の母。