本能的行動? 子どもの指しゃぶり

本能的行動? 子どもの指しゃぶり

思う存分しゃぶらせてみては?

「指しゃぶりをしたい」という欲求は、本能そのまま。赤ちゃんや子どもは、「そうしたいから、する」のです。ならば、思う存分しゃぶらせてみようかな、と考えるのはどうでしょう。さらにいうなら、せっかく赤ちゃん自身が「今、ボクには指しゃぶりが必要だよ〜」と教えてくれているのだから、「今だ!チャーンス!」とばかりに、ママの指までお口のなかに入れて、満たしてあげるのはどうでしょう。事実、骨格のずれやゆがみを修復することで症状を緩和する整骨療法であるオステオパシー の施術には、口腔内に指を入れて整体する方法もあります。そんなふうに一つひとつ考えていくと、「指しゃぶり=悪しきもの」という概念が、少しずつ薄れてくるから不思議ですね。

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著者・みついまみこ

大学卒業後、乳幼児向けおもちゃメーカーに勤務し、退職後、沖縄に移住。帰京後、結婚、出産、離婚を経て、2008年ベビーマッサージ ママぞう 開業。約6年間で、ベビーマッサージ教室を300回以上開催。参加者は、延べ1500組以上になる。2014年ココカラ堂オープン。心と身体にふれるfureruセラピストや月経アドバイザーの育成と、ベビーマッサージ教室を全国で開催中。9歳の娘と暮らすシングルマザーでもある。9月下旬、初の著書『ママぞう先生の簡単!すぐでき!ベビーマッサージ』が徳間書店より発売。