
――細川さんのようにキレイなママでいるには、やはりたくさんの努力をしなきゃダメなんですか?
――毎日の食事はどうしているのですか?
外で食べる物って、どうしても塩分が多めになりがちじゃないですか。とくに子どもが小さいうち、舌が敏感なうちに外食に慣れさせてしまうと、どんどん濃い味好みがエスカレートしてしまう気がして…。
ただ、主人も子どもたちも、さすがに私だけの味だと飽きてしまいますので、週に一回くらいは“楽しみ”として外食に行くこともありますね。
――細川さんみたいに素敵なママがつくるからには、毎日ドラマとかに出てきそうなすごい料理が食卓に並びそうですが?
家族に人気なのは「炒り鶏」ですね。筑前煮に似たもので、レシピはいたってベーシックですよ。繊維質が多く摂れる根菜をよく煮込んで、たっぷり使っちゃいます。
――食材にこだわったりはしていますか?
学校でも給食があるし、お野菜だっていつでも完璧なオーガニックの物が手に入るわけでもないし…。私や主人はもちろんのこと、とくに子どもには、レストランや人の家で食事するとき、「これはどこどこの野菜だよね?」だとか、「この野菜は食べられない」だとかって文句を言って欲しくないな…と。
――食生活で、女優としてご自身の体型維持に気を配るのも大変なのでは?
あえて言うなら、「今の体重より3㎏以上増やさない」ことが私のダイエット法。このラインを越えたら、炭水化物を減らすようにしてますね。
過激なダイエットはしません。3kgくらいなら、まだそこまでやらなくても戻すことができるので。逆に3kgまでなら増えてもOKだと自分に言い聞かせています。でも、最近、断食ダイエットは自分に合っているのかもしれないと、気にはなっています。
ポイントは、体脂肪率などが精密に出る体重計に一日一回、一番厳しい状態でかならず乗ること。時間帯は「夕食が終わってお風呂に入る前」です。夕食前や入浴後だと、本来の体重よりも減っていたり…と、甘えた数字が出ちゃいますから(笑)。
【後記】
(インタビュー・文/ヤマダカツヤ)
