そんな嬉しい効果があるなら、ぜひ親御さんが我が子に日々足裏マッサージをしてあげられたらいいですね。でも、どうやっていいかわからない人も多いのでは? そこで、足裏マッサージの正しい効果的な方法とともに、“子どもの集中力をアップさせる足裏マッサージ”も教えていただきました。
●マッサージ前の準備と注意点
【準備】
「お子さんの足裏マッサージをはじめる前は、手をこすって温めて、ボディ用クリームやオイルをたっぷりのせ、さらにこすってなじませてからマッサージをスタートします。指輪などのアクセサリーは必ずはずしましょう!」(鈴木先生 以下同)

足裏マッサージは、左足からはじめていきます。
太ももにタオルをのせ、お子さんの足をのせたら、お子さんのヒザ下の足全体にもオイルやクリームをなじませて準備完了。

【注意点】
・食後30分以内のマッサージは避けましょう。
・ケガや打ち身のある部分は避けて行いましょう。
・子どもが痛がったときは、すぐにその部分はやめましょう。子どもは大人と違い、“痛いものだ”とわかったら、二度とやりたがらなくなってしまうので。
【施術の時間とタイミング】
「お子さんの場合は、寝る前に20~30分(片足10~15分)くらいが理想です」
●足裏マッサージの基本。これにはじまり、これで終わること!
準備ができたらマッサージをはじめます。
「足裏マッサージをするときは、腎臓→輸尿管→膀胱という、基本の部位のツボマッサージではじめ、最後またそれで終わるようにします。体の毒素や疲れを尿を通して出すというのが我々が行っている“ゾーンセラピー”の大きな特徴になり、最初に腎臓の機能を上げておくことが大切になります」
下の足裏の反射区(ツボ)図を参考にしながら、いよいよ足裏マッサージの基本からスタート!

1)拳をつくって中指の第二関節で左足の腎臓→輸尿管→膀胱の反射区を順に矢印のように6回さすります。右足も同様に行います。※小さいお子さんの足の場合は、親指の腹で押していくのがおすすめです。
