サンマといえば、シンプルに焼いて大根おろしといただくのが、やはり王道。しかし、飲食店の定食メニューで食べた時はおいしかったのに、家で焼くと「思ったよりもおいしくない…」という経験はないだろうか。家庭でサンマをおいしく焼くために、コンロの上に焼き網を置いて焼くという人もいるが、身の長いサンマに直火で均一に火を通すことは難しく、かなりのテクニックを要する。
では、家庭でおいしくサンマを焼く方法は? 調べてみると、いくつかコツがあるようだ。
●臭みとりには、塩水+片栗粉
サンマを焼く前に、水に塩を少々、そこに片栗粉を少々溶いたものでさっと洗うことで、ぬめりと臭みを取ることができる。ただし、旬のサンマの身は柔らかく、洗いすぎると旨味成分も流れ出てしまうので注意。
●塩を振るのは、焼く10分前くらい
サンマを焼く前にじゃ塩を振るが、焼く直前の10分前くらいに塩を振るのがベストタイミング。それ以上前の時間から塩を振ると、サンマが持つ青魚特有の臭みが表面に出てきてしまう。焼く前に、浮き出た臭みの強い水分はキッチンペーパーでふき取るとさらに◎。
