●ストーリー重視なら『ママがおばけになっちゃった』
以前、テレビ番組で紹介されたことでも話題となった同作品。交通事故で死んでしまった母親が、4歳の息子の前におばけとなって現れるようになる物語。“死”という重いテーマですが、息子とおっちょこちょいな母親が織りなす、クスリと笑えてホロッと泣けるハートフルなストーリーで人気を博しているようです。母親が子どもを思う気持ちがギュッと詰め込まれており、涙なくして読むことはできないでしょう。
●子どもと遊べる『きんぎょが にげた』
子どもが大好きな絵探しの絵本。金魚鉢から逃げ出した金魚が、花やカーテンの模様のなかなど、いろんな場所に隠れており、金魚を子どもと一緒に探せる1冊です。実際に読み聞かせをした人によると、1歳前後でまだ言葉を話せない子どもでも楽しめるそうで、隠れている金魚を指でさしながら笑うこともあるんだとか。子どもの探求心や好奇心を育てるのにピッタリかもしれません。
