●子に根気よく向き合えば、難しさがラクになることも
ちなみに、親が根気よく向き合い、きちんとした生活習慣づけをしていくと、「年長~小学校に入る頃」「小学校3~4年生」と、ふとラクになるタイミングがあるそう。
「『愛すること、愛されること』と『責任を持つこと』『人の役に立つ喜び』の3つを大切に教えていけば、どんな難しい子もある一定の年齢でラクになり、社会に十分適応していけます」と菅原さん。
子どもを押さえつけたり、問題を先送りしたりしていると、むしろ年々大変になることもある。子育ては、幼い頃は何かと大変だけど、幼い頃にきちんと向き合っているかいないかで、思春期以降に差が出るそう。「いま」が肝心なのだ。
(田幸和歌子+ノオト)
