●酔わないためには事前の対策が肝心
乗り物酔いは事前の準備をしっかりしておくと、かなりの確率で避けることができるのだとか。まずは睡眠をしっかり取り、揺れの少ない座席、乗用車なら助手席、バスなら前から4〜5番目で前寄りの席に座ると安心です。また、視覚からの影響も乗り物酔いには大きいため、進行方向を向いたり、遠くをぼんやり眺めることも効果があるそう。血糖値を上げるためにチョコレートを食べたり、胃の活動を安定させるために炭酸水を飲むなど、食べ物や飲み物で対策することもできるそうです。もちろん市販の酔い止め薬も効果があるので、事前に飲んでおくといいでしょう。そしてなによりも大事なのは、これらの準備をしっかりすることで、「酔わない」と思うことかもしれません。
(文・姉崎マリオ/考務店)
