子の教育費用は大丈夫?共働きの家計診断

子の教育費用は大丈夫?共働きの家計診断

●万が一に備え、夫の収入だけでもやりくりできる家計管理を

とはいえ、人生には想定外のことが起こることも…。一般的な20代、30代の共働きの夫婦が知っておきたいリスクと備えについて聞いた。

「20代から30代は出産の時期と重なります。注意したいのは、2人目や3人目のお子さんの産休や育休、時短勤務になったときでも家計を回せるかどうかがです。時短勤務のため給与が減り保育費用や住宅ローンがつらい、お子さんの体が弱く妻が退職といったケースもあります。いつも妻が同じペースが働き続けられるとは限らないので、先々への備えは必要です。夫の収入だけでも家計が回していけるようであれば、安心といえるでしょう」

大竹さんによれば、固定費(住居費、カーローンなど)を抑えておくと、急な家計の変化にも対応しやすいそう。2016年の年頭は、ぜひ貯蓄と家計管理の2つを見直してみては? 
(川野ヒロミ+ノオト)

お話をお聞きした人

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大竹のり子

株式会社エフピーウーマン

株式会社エフピーウーマン代表取締役。各種メディアや講演、ウェブ講座『お金の教養スクール』などを通してお金を人生の味方につける方法を伝えている。