●妻の小遣い「なし」が、“隠れ浪費”につながることも…
「自分のお小遣いはなし」というKさんだが、妻のお小遣いも見直すといいそう。お小遣いがないことで、逆に浪費につながることもあるという。
「一般的な傾向として、妻のお小遣いがない家庭では、妻関連の出費が食費や交際費に隠れている場合があります。意外かもしれませんが、妻のお小遣いの額を決めることは、家計のムダをなくすことにもつながるのです」
最後に、夫は会社員、妻はパートという家庭へのアドバイスを聞いた。
「食費と同様に教育費もお子さんの成長にともなってドンドン膨らんでいきます。時代の流れとして『103万円の壁』のメリットが少なくなっています。さまざまな出費を月々の家計内で回していくためにも、お子さんの手が離れてきたら『103万円の壁』に関わらず、働くことをオススメします」
2016年の年頭は将来に備えて目標をたててみるのもいい。隠れ出費を見つけていくことでも、家計管理は変わっていくかも。
(川野ヒロミ+ノオト)
