木下優樹菜も経験したハイリスク出産のVBACってなに?

木下優樹菜も経験したハイリスク出産のVBACってなに?

タレントの木下優樹菜が11月3日に第二子をVBAC(ヴイバック)出産したと報道されて話題になっています。VBACとは帝王切開を経験した妊婦が経膣分娩をすることで、子宮破裂などのリスクが通常よりも高いため、避ける産婦人科も多いそう。そんなVBACについて、メリットやデメリット、具体的にどんな出産になるのかを紹介します。

●VBACのメリット

VBACは経膣分娩になるので、メスを入れない分、出産後の回復が早くなります。また、自然分娩にこだわる人もいるため、リスクを許容することで自然分娩で出産をしたという実感を得る目的で行われることもあるようです。

●VBACのデメリット

しかし、一度メスが入った子宮は傷口が残っており、子宮破裂の可能性があります。もし子宮破裂が起こった場合、出血量が多ければ子宮の全摘出が行われることもあり、命の危険や今後妊娠することができなくなる危険性があるのです。また、産まれてくる赤ちゃんも子宮破裂が起こると低酸素性脳障害を起こす可能性があります。