人に好かれる子にしたいなら、親がやってはいけない3つのこと

人に好かれる子にしたいなら、親がやってはいけない3つのこと

3)罰で脅す“罰則型”で子どもの気持ちをコントロールする

「お手伝いしないとご飯抜きよ! 勉強しないとゲーム取り上げよ! こういう脅しで子どもをコントロールする罰則型も、親への不信感を助長し、それが他者不信感につながります。しつけや勉強を優先しすぎて、他者不信感に満ちた子にしてしまっては本末転倒です」

そして、最後に親野先生がこれらの言動を続けることの、一番の弊害について話してくださいました。

「子どもは、親にされたことと同じことを友だちにするようになります。否定的な言葉を浴びせる、困っている友だちに“自分が悪いんだろ!”と言って助けない。“○○しないと遊んであげない!”と脅す…など。こういう子が好かれるはずがありません。どうか、日々のお子さんへの言動には十分注意してください」

せっかくの“わが子のため”…が逆効果にならないように、日々の言動には十分気をつけてお子さんと接してあげてください。
(構成・文/横田裕美子)

お話を伺った人

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親野智可等(おやの・ちから)

教育評論家

長年の教師経験をもとに著書やメルマガで勉強法や子育て法を提案。全国各地の小・中学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会で大人気。講演依頼とメルマガ登録は「親力」で検索してウェブサイトから。