●栽培方法
種の準備ができたら栽培方法の選択です。お手軽な方法は土植えで、赤玉土などの清潔で水はけが良く酸性の用土を選び、種の尖っている方を上にして土に埋めます。土は種の半分以上かぶっていれば、全体にかぶらせなくても大丈夫です。発芽まで土が乾かないように管理をしましょう。水栽培は水替えがちょっと手間ですが、日々成長していくのが見えるため、観察にはもってこいです。方法は種の平らな方を下にし、半分まで水につかるようにします。あとはまめに水替えをしていれば、1カ月過ぎには芽が出てくるので、遅くとも葉が数枚つくころまでには鉢植えに変えておきましょう。
基本的に生命力の強い植物なので、土でも水でも簡単に栽培できるアボカド。趣味で育てるもよし、子どもの夏休みの自由研究対策にするもよし、食べる以外にも色々たのしめる植物ですね。
(文・姉崎マリオ/考務店)
