3)経済的負担や送迎など親への負担にならないこと
習い事は、子どもだけでなく親にとっても負担にならないことが大事。
「たくさんの習い事をさせれば、レッスン代もどんどん増えていきます。経済的余裕がないなかで無理してしまうと、親御さんにとっても大きな負担になりますよね。それだけでなく、“こんなにお金をかけているのだから、なんとしても上達してもらわないと!”と、気持ちに余裕もなくなり、子どもにとってもプレッシャーになってしまいます」
さらに、習い事をさせる際には、親の送迎についてもよく考えなければならないという。
「お子さんが小さいころは、親の送迎が必要になります。スケジュールに習い事を詰め込みすぎて、それが親御さんの負担になって帰宅後、時間に追われてイライラして家事をしていたら本末転倒です」
あれも習わせたい! これも習わせたい! そう思うのが親心。でも、大事なのはお子さんの習い事へのモチベーションと、親子共々にとって負担にならないこと。しっかりと状況を把握して、お子さんの才能を伸ばしてあげましょう!
(構成・文/横田裕美子)
