わが子の習い事がぐんぐん伸びる親の関わり方

わが子の習い事がぐんぐん伸びる親の関わり方

お子さんに習いごとをさせている親御さんは多いと思いますが、通わせているだけで安心していませんか? せっかくレッスン代を払って習わせるなら、よりやる気を引き出し、才能を伸ばしてあげたいものですね? そこで、子育て本作家の立石美津子さんに、習い事をぐんぐん伸ばす親の関わり方についてお話を伺いました。

1)親が子どもの習い事に興味や関心を持つ

「親の関わり方として大事なのは、お子さんの習い事にきちんと興味と関心を持つことです。今、どんなことを習っているのか? 今、どこまでできるようになったのか? どんなことでつまずいているのか? など、何も知らず、ただ通わせているだけでは、子どものモチベーションも上がりません。なかには、親御さんがレッスンバッグの中身を見ることすらもなく、何週間も前のお手紙やプリントが山盛りに入ったままの子どももいたりします」(立石さん 以下同)

習い事について、親御さんが積極的にお子さんに尋ねたり、たまにはレッスンを見学したりして、先生に状況を聞くのもいいそう。

「“今、こんなこと習ってるのね~”と言ってあげるだけでも子どもは嬉しいものです。ママもお子さんが成長する楽しみや喜びを共有し、頑張りを見守っているということを感じさせてあげましょう!」

2)親は叱ったり、注意するのはNG! とにかく褒めて励ます。

「習い事に関しては、親御さんはあまり叱ったり、注意したりしないようにしましょう。そのレッスンの時間の躾や声かけはプロの先生やコーチの役目なので、すべてお任せしましょう。熱心すぎるあまり、親御さんが“”もっと頑張らなきゃダメでしょ! “まだそれしかできないの?”“もっと先生の話を聞かなきゃダメでしょ!”と、ダメ出しばかりすると、もっと頑張るどころか、やる気をなくすだけです。レッスンの見学すらしてほしくないと子どもは思ってしまいます。親御さんの役割は、お子さんを褒めて、励まし見守ることです。成長したところや、頑張ったところをみつけて、伸び悩んだときは励ましてあげましょう」

わが子の習い事がぐんぐん伸びる親の関わり方

お話をうかがった人

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立石美津子

子育て本作家・講演家

幼稚園・小学校向け課外教室「エンピツらんど」の創業者。現在も0歳~小学校低学年の子ども達と触れ合いながら執筆、講演活動に奔走。自らは自閉症児を育てる母親。