1)ペットボトルボーリング
「ボールを転がして10本のピンを倒し、10ゲームの累計で競うボーリング。実は、自然に数の概念、計算が学べるゲームなんです。倒れたピンの数を数えて、多く倒したほうが勝つわけですが、“3本立っているから、7本倒れた”と、自然に引き算をしていることになり、同時に、1年生の算数の単元で一番大切な“10の合成分解(10は1と9、10は4と6など)”の学習にもなるのです。ボーリング場でやるとなると、かなり費用もかかりますが、ペットボトルを使えば簡単に手作りボーリングができるので、ぜひ作って楽しみながら学んでください」(立石さん 以下同)
【作り方】
(1)空のペットボトル10本と、ボールを用意する。
(ペットボトルが立ちにくい場合は、砂やおはじきなどを入れるとおもりになります)
(2)三角形にペットボトルを並べ、ボールで倒し、累計で競う
2)合成分解が学べる神経衰弱
合成分解が学べる、簡単な手作りカード遊びもあるそう。

「名刺サイズの白紙カードの片面に1~9個のシールを貼ったら、すべて裏返しにします。それを神経衰弱のように2枚めくって足した数が10になれば、もらえるというゲームです。普通の神経衰弱は、同じ絵柄だともらえるので視覚的に判別するだけですが、このゲームは、シールの数を足さないと、自分がカードをもらえるかどうかがわからないので、計算を楽しみながら、競いながら10の合成分解が学べます。10の合成分解がわかってはじめて、繰り上がりが理解できるので、このようなゲームも活用してしっかり身につけましょう!」
