子を愛せない…そう感じたときの対処法

子を愛せない…そう感じたときの対処法

「自分の子どもを愛せない」と悩むママたちが、子どものためにできることは何だろうか。女性と子どものための相談機関・フェリアンの窪田容子さんに話を聞いた。

「いつも子どもを愛せなくてもいいのです。自分を責めるのはやめて、まずはそう思っている自分を受け入れましょう。そして、できる工夫をしてみましょう」(窪田さん 以下同)

具体的にはどんな工夫をすればいいのだろう? 窪田さんに5つの対処法を教えてもらった。

その1 心身がつらいなら

家事と育児で心と体に余裕がないのなら、まずは物理的サポートを得よう。夫をはじめ、まわりに協力を求めて、手伝ってもらう。子どもをから離れて睡眠をとったり、外出を楽しんだりしよう。

次に精神的サポートだ。愚痴を言える仲間、夫や家族はもちろん、電話相談、保健センター、子育て支援機関でもよい。ねぎらって、いたわってもらえたら、子どもに優しくなれるかもしれない。

その2 「~するべき」をやめてみよう

がんばりすぎているなら、手を抜こう。「~するべき」と無理をするより、ママ自身が楽しめることを子どもと一緒にすること。お菓子作りやスポーツ、自分がしたいことを子どもと一緒に楽しむのもよい。

お話をお聞きした人

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窪田容子

フェリアン

女性と子どものための心理相談機関として評判の高い、フェリアン所長。臨床心理士。立命館大学・花園大学非常勤講師。子育てに関する著書・雑誌記事など多数。