●親子と言えども、子どもは別人格。自分の思い通りにいかないこと前提で子育ての工夫が大事!
大事なことは、目的はどこにあるか? ということだと、立石さんは話します。
「親御さんが、その場しのぎで“早く”とまくしたてて、子どもがその言葉に条件反射で行動しても、自分で行動できることにはつながりません。むしろ、子どもはそんな日々が続けば精神的にも追い込まれかねないのです。子どもと言えども別人格です。むしろ、自分の思い通りには動かないということを前提に、伝えるときは、“早く! 早く!”と、まくしたてるのではなく、早くしなければならない理由を納得するまで伝え、理解させるように親が工夫するように心がけてみてください」
人を育てるということは、自ら考えて行動できる力を身につけさせること。条件反射を繰り返して、子どもの自立をはばむことのないように気をつけましょう!
(構成・文/横田裕美子)
